こぬまサイベリアン幼稚園日誌

サイベリアンとラグドールのブリーダーによる情報発信

血統書の発送をしました。

ようやく血統書の発送が完了しました。

遅くても今週末には届くと思います。

予定よりもかなり遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。

 

郵便局の配達は以前と比べてかなりゆっくりのようです。

スピードは武器になりますが、急ぐ人は速達を使えば良いですし、過度のサービスは人も疲弊してしまいますから、良いことなのだと思います。

 

せっかくなので。

私の血統書へのスタンスを、もう一度、お話します。

そもそも血統書はブリーダーの自己申告に基づいて作成されます。

そもそも信頼性に?が付きます。

 

ですから、記念品だと思ってください。

必須ではないと思います。

何かの手続きで、必要になることも特にありません。

 

多くの血統書に「公認血統書」という文言があります。

ここでの公は、血統書団体が認める、という意味合いで、その団体は極めて私的なものです。

どれだけ規模の大きなところでも同じです。

厳密な意味での審査もありません。

審査のしようがありません。

 

厳密な意味での審査のやりようは有ります。

遺伝子検査です。

両親と子供の全頭の遺伝子検査をその都度行います。

血液の採取は血統書団体が行います。

でも、これは現実的ではありません。

大きな費用と手間がかかります。

それが全て価格に転嫁されることになります。

 

それと、血統書団体の独立性を高めなければなりません。

ブリーダーの言いなりなら、どれだけ厳密な検査をしても無意味です。

ブリーダーが運営に関わっているようでは、独立性の問題はいつまでも解決できません。

 

血統書は必要か?必要でないか?

ご自身の判断でよいと思います。

私はご家族様に選んで頂きたいと思っています。

必要がなければ、その分のお客様の費用負担は減らせますし。

表に血統書代と明示されてなくても、必ず売上に転嫁されているはずですから。

ブリーダーが利益を生み出すことは想像以上に大変なことです。