FIPでクラウドファンディングを募っている方をよくみます。
それについて、私は否定的な意見を持っています。
FIPの詳細は検索してみてください。
そもそも治療薬自体がちょっとあやしいです。
100万円を軽く超える治療費がかかります。
しかも、特効薬と言われる薬の効果もちょっと?なところがある様です。
愛玩動物飼養管理士の機関誌にも、その効果の不確かさが明確に記述されています。
もちろん日本国では承認されていません。
命に値段はつけられないと反論されそうですが、それは危険な考え方です。
その理屈を純粋に適用すれば、高額な治療費はご家族様の生活を破壊してしまうおそれがあります。
残念ながら、猫ちゃんには社会保障はありません。
民間の動物医療保険も適用されません。
他にも、危ういことはたくさんあります。
支援者とのトラブル。
一般人同士の金銭のやりとり。
悪いやつは悪用して詐欺行為をするかもしれません。
危険なことはゴロゴロと出てきます。
ちょっと想像しただけでも、ゴロゴロゴロゴロ…。
とても恐ろしいです。
私は猫ちゃんだけを見ているのではなくて、ご家族様全体の視点から物事を考えて行動しています。
ご家族様にこのような危ない橋を渡らせたくはありません。
幸い、ご家族様の中に不運にもFIPを発病してしまった子はいませんが、どの猫にもリスクはあると言われています。
そもそも原因も解明されていません。
そこで、私は治療費ではなくて、別のかたちでFIPに対してフォローさせて頂きます。
必ず生命には終わりが訪れます。
遅いか早いかです。
自然現象ですから、突然にその日が来るかもしれません。
この機会に少し考えてみてください。
大切なものを失いそうになったら、自分はどうするのか?
スターウォーズのアナキン・スカイウォーカーが参考になるかもしれません。
アナキンを主人公とする作品群が公開されてから、かなりの年月が経ちます。
ファントム・メナスは、私が小学生?中学生?の時の作品ですから。
知らない方も多いと思います。
ぜひ、見てください。
アナキンの境遇、彼の選択と辿り着いた先を。
猫を外に出して散歩させている方、FIP等のクラウドファンディングをされている方については、SNS等のフォローを外させて頂きます。
リードをつけての散歩に関しては論外として。
ご家族を喪失するかもしれない痛みと何とかしたいというお気持ちは十分にわかります。
私自身とご家族様を守るためです。
申し訳ありません。
猫を散歩させる危険性については、ここ最近、何度か言及させて頂きました。
もう一度、そちらも参考にしてください。
よろしくお願いします。
konuma-takashi-cattery.hatenablog.jp
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